不意の雨のための対策と雨の後のお手入れ方法|ドクターマーチン
天気の良し悪しはその日のコーディネートにも影響します。特に雨だと靴が濡れるのでセレクトにも慎重になりますが、できれば天候に関わらず、お気に入りの靴は履きたいところ。
ドクターマーチンの靴は、日頃のメンテナンスさえしっかりしていれば不意の雨に降られても安心して履いていられます。ここでは、雨でも履けるよう普段からやっておきたい靴のお手入れ方法をご紹介します。
ドクターマーチンの靴は雨でも活躍
一般的に、革素材は水や汚れに弱く、雨の日の革靴は避けた方がベターだと認識されています。ただし、絶対に履けないというわけではありません。
もともと作業用ブーツとして労働者に履かれていたドクターマーチンの靴は、タフで壊れにくいという特徴があります。耐水性のあるフルグレインレザーと通気性のあるライニング、耐滑性のあるGRIP-TRAXをアイコニックなエアクッションソールに採用し、耐滑性と耐油性を持つスリップレジスタント仕様のシリーズも。
強度と耐久性を考慮して製造されているので、履く前の「防水対策」と履いたあとの「汚れのケア」さえしっかりできていれば、雨のなかで履いても革への負担が少なく済むのです。
不意の雨に備えるためのお手入れ方法
これはどんな靴にもいえることですが、購入したらまず防汚・防水のためのメンテナンスをしておきましょう。
ドクターマーチンの「ウルトラプロテクター」は、スムースやスエード、ヌバックなどの革製品だけでなく、ナイロンやキャンバスといった幅広い生地に使える防水スプレーです。吹きかけることで通気性のある層を生み出し、雨や土、埃、そして紫外線などから靴やバッグを守る役目を果たします。
使用方法は、靴から15cmほど離して直接吹きかけるか、柔らかい布に吹き付けて、全体を拭くようにして馴染ませればOK。吹きかけたあとは20分ほど放置し、その後はしっかりと空拭きしてあげましょう。ただし、あまりに至近距離から吹きかけてしまうと、素材によっては色ムラになってしまう可能性もあるので注意が必要です。
買ったばかりの靴にはもちろん、できれば週に1度、最低でも月に1度は防水スプレーでメンテナンスをしてあげると、防水・防汚効果が期待できます。スプレーは、靴の汚れを綺麗に落としてから吹きかけることもお忘れなく。
ドクターマーチンが雨で濡れてしまったときの対処方法
まず、水分を布で吸い取り、汚れもできるだけ拭き取りましょう。そのあと、シューツリー(シューキーパー)等で靴が型崩れしないようにして乾かしてください。風通しのいい日陰でしっかりと乾燥させることがポイントです。
靴が完全に乾いたら、ブラシで全体的な汚れやホコリ等をていねいに取り除き、さらにクリーナーをつけた布で靴を磨きます。この時に、前回塗ったクリームやポリッシュもしっかりと落としてください。
その後はまたクリーム、もしくはポリッシュを布で薄く塗っていきます。靴全体にまんべんなく行き渡るようしっかりと伸ばし、仕上げに防水スプレーを吹きかければケアは完了です。
さまざまなドクターマーチンのシューケアアイテム
ドクターマーチンではさまざまなシューケア用品を揃えています。
艶出し用の固形ワックス「ポリッシュ」は、レザーを雨や汚れから守り、傷を目立たせにくくします。ワックスの色は数種類ありますが、ポリッシュは補色効果もあるので、靴のカラーに合わせた色を選んでおけば間違いありません。上級者のなかには、ブラウンのブーツにブラックのポリッシュを使う変則技を楽しむ人もいるので、機会があればトライしてみてください。
「ワンダーバルサム」は、ココナッツオイルや蜜蝋などを独自の方法でブレンドしたケアクリームです。天然成分が靴に栄養と輝きを与え、靴をいつまでも柔らかく、しなやかな状態に維持します。革を水や塩分から守る効果もあります。
適切なケアを行っていれば長く履き続けられます。ブーツは履き込むほどに味も出てきますので、ぜひシューケアを習慣化し、愛用の靴と長いお付き合いを楽しんでください。
ブランド史上初 防水モデルも登場
ソール内への水の侵入を完全にシャットアウトする、防水機能を搭載したブーツも新登場しました。アッパーには撥水性を高めたレザーを採用、ライニングにはブランド独自に開発したメンブレン(撥水性を高める仕上げ)DryWairを装備し、悪天候や悪路でも足元を快適に保ちます。