私たちドクターマーチンがLGBTQIA+コミュニティーを支援する理由
これまで何年にもわたりLGBTQIA+の人々はドクターマーチンを愛用し、街頭へパレードへと繰り出していきました。そのため、ドクターマーチンは反逆のシンボルとなっていきました。しかし活動を通して勝ち取ったことがたくさんあるにもかかわらず、終わりを告げるにはまだ程遠いのが現状です。未だLGBTのホームレスの問題やトランスへの差別が世界中で蔓延しています。2021年になった今も、Prideはこれまで以上に重要性を増しており、その理由をここで明らかにしようと思います。DMドクターマーチンを愛用するLGBTQIA+の人々が日々直面する問題に対するコミュニティーへの理解が深まるように、Prideの活動を続ける人々の様々な生き方に光を当て、その影響力を描き出しました。ドクターマーチンはこれらの人々から支援を求められる限り、人々がリスペクトやセイフティーを得られるまで、共に叫び共に行進し続けます。
ドクターマーチンはコミュニティーに対し、なぜ2021年でもPrideが課題となっているのか、その理由を問いかけました。影響力があるナオミ・ピーター、ケンケン、ベッカ・マクシャレンとトラビス・アラバンザがLGBTQIA+の声を代弁します。
反人種差別活動家、セクシャルマイナリティのために活動するナオミ・ピーターは声を上げることへの怖れはありません。振付師であり、Black Pride Netherlands, Black Queer and Trans ResistanceとPon Di Prideの設立者である彼女は、頻繁に極右過激派集団から攻撃を受けています。それらに対し強靭に立ち向かうナオミはオランダのKick Out ZwarteおよびBlack Lives Matterの活動を行うひとりでもあります。
マーシャ・P. ジョンソンは「すべての人々が解放されない限り、誇りなど持てないと考える人々が存在する」と言いました。Prideについて考えるとき、このことはしっかりと心に留めておくべきことだと思います。なぜならすべての人が自由を得るまで誰も自由ではないからです。私たちは依然と自由と解放のために戦っています。ここでいう「我々」とはブラック・クィアとトランスの人々のことです。
ノンバイナリーのパフォーマー、ライター、シアターメーカーであり、トランスジェンダー活動家でもあるトラビス・アラバンザは、過去二年間に様々な出版物で、最も将来を期待されるアーティスティックなクィアとして取り上げられてきました。トラビスはトランスとして生き残ることや自身の内なる偏見について探検し、正しいことに対して声を上げることにためらいません。
クィアの人々はセクシャルマイナリティとして、政治的にも個人的にも、そして日常的においてもいまだに世間の監視下に置かれています。それらにまつわる様々な体験に対する偏見を払拭できるチャンス - それがPrideです。恥じるべきだと世間が押し付けている考えから解放し、あらゆる形で喜びと感動を感じられることがPrideです。
フルタイムのダンサーであるケンケン・ミランはヴォーギングカルチャーの推進者です。ヴォーグとの出会いは、6年前に訪れた台湾初のヴォーグボール。ケンはすぐに独特で魅力的なヴォーグに魅了されました。2017年に香港に戻ったあとは、ヴォーグの推進者として香港のLGBTQIA+コミュニティーに「感動を与え続ける」ことに取り組んでいます。
Prideは生き方を祝福することです。それぞれの違いや個性を認めるためにPrideが求められるのです。いくつかの地域でホモセクシュアリティや同性婚が合法となりましたが、私たちのコミュニティをよりインクルーシブにするための改善の余地がまだまだあるのが現状です。Prideは毎年、自身を啓発しジェンダー/セクシュアリティー/アイデンティティーの境界を広げるためにも必要だと思います。
ベッカ・マクシャレン‐トランはダイナミックボディーウェア「クロマット」の設立者であり、同社のクリエイティブディレクターです。マクシャレン‐トランは技術的なバックグラウンドを生かし、境界線を越える女性たちのためのデザインをしています。さらにファッションが自身に与えた影響をもとに、業界がよりインクルーシブでアクセス可能なものとなるよう声を上げています。
Prideは6月だけではなく一年を通じて重要な課題です。ここ半年だけでも、トランスの若者たちへヘルスケアを提供することを違法とし、トランスやジェンダーノンコンフォーミングな若者たちがスポーツ競技に参加することを全米の州議会議員たちは禁じてしまいました。大勢の人々がトランスのコミュニティを受け入れられないときこそ、愛を持ってマイナリティを支え、戦いの叫びをあげることが大切です。
LGBTQを含めた全ての子どもが、
ありのままの自分で大人になれる社会を
目指している認定NPO団体ReBit。
そんな現状に対して、企業や学校での啓蒙を通じ、今を変える、10年後を創るための活動を続けるReBit。多様性をブランドのメッセージに掲げているドクターマーチン。
インスタグラムでの #レインボーマーチン を通じ寄付という形でLGBTQ+ コミュニティサポート。一過性で終わらせない、終わらせてはいけないサポート。