46年の歳月をかけて、ドクターマーチンとザ・クラッシュのコラボレーションが遂に実現します。

「1461 THE CLASH 3 ホール シューズ」は、ドクターマーチンの定番シューズをベースにしたレースアップシューズ。
アッパーに使用されたアルカディアレザーは、表面にトップコート加工が施されています。履くにつれてコーティングが落ち、下地の色が露出していくことで、経年変化を楽しめるのが特徴です。
このブーツにはチェリーレッドを基調にしたアルカディアレザーを使用しています。これはザ・クラッシュのアルバム「Sandinista!」にインスピレーションを受けて、バンドが選んだものです。
シューズのサイドには「The Clash」のロゴが刻まれた、スペシャルなアイテムです。

シューレースにはブラックとミリタリーグリーンの2種類の丸紐（ラウンドレース）を付属しました。
ウェルトにはドクターマーチンのアイコニックなイエローステッチを施しています。
パンク精神を十二分に表現したコラボレーションモデルに仕上がりました。

ソールの厚さ: かかと　約3.0CM / つま先　約1.5CM


ザ・クラッシュは約7年間の活動期間で、5枚の素晴らしいアルバムを発表しました。短い活動期間にも関わらず、それまでのロックンロールの常識を大きく変えたのです。
彼らのエキサイティングな音楽性、印象的なパフォーマンス、そしてシャープで個性的なスタイルは、瞬く間に世に知られてゆきました。
そしてザ・クラッシュが歴史に名を刻んだいくつもの瞬間、ドクターマーチンは常に彼らの足元にありました。

The Clash (ザ・クラッシュ)

1976年に結成したイングランド出身のパンク・ロックバンド。
時代を代表するカリスマ・バンドへと進化を遂げ、70年代末期から80年代初期という激動の時代において、知的な抗議行動、そして粋な反骨精神の象徴となる。
それと同じくらい重要なことは、彼らが飽くなき音楽の開拓者となり、社会派レゲエからダブ、ファンク、ジャズ、そしてヒップホップを自分たちの音楽に次々と取り入れ、現代でもDJやダンス・ミュージック・アーティスト達から最も敬愛されサンプリングされるバンドである。
解散する3年前の1982年には全米トップ10入りを果たした彼らは、我々に途方も無い音楽を残していってくれた。
4作の1枚組アルバム、『白い暴動』（1977）、『動乱（獣を野に放て）』（1978）、『コンバット・ロック』（1982）、『カット・ザ・クラップ』（1985）、ローリング・ストーン誌が80年代のベスト・アルバムに選んだ伝説の2枚組アルバム『ロンドン・コーリング』（1979）、そして問題作とされる実験的で音楽的に多彩な3枚組『サンディニスタ！』（1980）である。

ザ・クラッシュのマニフェストは初期の頃に行ったNMEのインタビューに要約される。
『俺たちは反独裁であり、反暴力であり、反人種種差別であり、創造性に賛同する』と残している。
ライヴにおいてもザ・クラッシュは結成当初から激情に満ちていた。ステージ上での彼らの情熱、流儀、迫力はおそらく先にも後にも例をみない。
バンドの研ぎすまされたイメージは彼らの魅力に不可欠の要素だった。初期の頃は“Heavy Manners（非常事態宣言）”や“Sten Guns In Khightsbridge（ナイツブリッジに短機関銃を）”や“Passion Is A Fashion（情熱はファッションだ）”といった言葉がくっきりと書かれた彼らのミリタリーカットの衣装がスローガンや思想、歌詞を広める広告塔となった。
また、ポールとジョーのギターにも「ノイズ」「ポジティヴ」「圧力」といったバズワードが書かれていた。

悲しいことにジョーは2002年に先天性心臓疾患により突然他界してしまったが、ザ・クラッシュが我々に残していった音楽的、そして文化的遺産は計り知れない。
彼らの頑なまでの反骨精神と驚異的な音楽は世界中の何百万もの人々の人生を変えてきた。今日、1976年のノッティング・ヒルの暴動は遥か昔のことのように感じられるかもしれないが、ザ・クラッシュの生き様、そして音楽は永遠に我々を感化し続けるだろう。

(バイオグラフィ：ソニーミュージック公式バイオグラフィから一部引用)